屋上緑化により、断熱効果による住環境の改善、都市・地球環境の温暖化防止などが図れますが、日常生活における緑の癒しやガーデニングの楽しみなども期待できます。
また、単なる屋上緑化や壁面緑化ではなく、菜園などの付加価値により、新たなライフ・スタイルを創ることも可能です。
弊社は、黎明期より屋上緑化・壁面緑化技術の取得に努め、ビル、集合住宅、病院などの大規模なものから個人宅の小規模なものまで、様々な技術的な方法で数多くの工事に携わっています。
近年、屋上緑化のための材料、技術、植栽研究が進み、特別なものではなく一般的なものになりつつあります。
防水、排水、重量、屋上向き植栽など様々な対応が必要です。
金網を使った立体緑化基盤などにより、重量やメンテナンスの負担、風などの自然リスク対応が可能になっています。
また、水気耕栽培ユニットなど、土を直接使わない屋上緑化技術により、根菜の栽培実験も行われています。
サツマイモなどの根菜は葉が多く、温暖化防止効果は期待できます。植物としても風雨にも強く栽培が容易です。このため、教材としても取扱い易く、学校の屋上緑化などでの利用が最適です。
園芸療法などの応用から、病院やリハビリ施設の屋上などでも、屋上緑化が進んでいます。
また、屋上での菜園やビオトープなど、さまざまな形態で広がっています。
大規模商業施設/高層ビル施設の屋上緑化の施工例
壁面緑化は、屋上緑化とは違った難しさがありますが、屋上緑化と同様に、材料、技術、植栽研究が進んでいます。
屋上緑化に比べてコスト高ですが、以前に比べて費用、工期、植栽等制約が飛躍的に改善されつつあります。
水遣り・排水、重量、植栽、病害虫の防除など様々な対応が必要です。特に、メンテナンスは屋上緑化に比べて技術的な考慮が必要です。
壁面緑化は、その特性から、植栽基盤の作成がキーになります。
また、壁面緑化は紫外線から建物の劣化を防ぐ効果も期待できます。
植栽基盤としては、蔦や苔などを応用した基盤など、昔からの知恵ではありませんが、植物そのものの性質を利用した基盤が広く用いられます。
大規模商業施設の大規模壁面緑化の施工例
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