高度化された都市や住環境において、建物や道路などの建築物のみならず、その環境そのものに緑化空間を創造することが求められています。

弊社は、様々な造園技術により、多くの特殊な条件や制約を満たしつつ、最適な緑化空間を創造します。

かご(金網)を使った緑化空間

メッシュカゴ(金網)には次のような特徴(メリット)があります。

    広い植栽面積
  • メッシュカゴは、上面だけでなく、側面にも植栽することができますので、植栽面積を広く取ることができます。
    多様な景観
  • メッシュカゴは植栽に使用するだけでなく、カゴに石を詰めたりして、修景用に使うことができます。
    強い植栽環境
  • 風雨などに対して植栽土壌の飛散などを防ぎ、植栽環境だけでなく、建物などのエクステリアの保護や安全も図れます。特に、屋上庭園や壁面緑化には効果が期待できます。
    軽い
  • 屋上の場合は、大抵の場合重量の制限がありますが、メッシュカゴなら 10kg/m程度です、従来のプランターの重量の約1/5です。(GRCプランターの場合)
    運搬が容易
  • 組立式ですので、運搬時は、フラットなパネルです。運搬や、屋上への荷揚げも容易にできます。
    設置・撤去が簡単
  • 2m程度のパネルをつなぎ合わせて組立てますが、僅かの時間で完成します。また、不要になったときの撤去も簡単です。

かご(金網)を使った緑化空間の実例

丸ビルの屋上庭園(リニューアル)は、かご(金網)を使って施工しています。

  • ・従来使用していたプランターや、コンクリートの土留めを使用しないで、メッシュカゴ(金網)を使用しています。
  • ・メッシュカゴは、長方形、台形、丸形など様々な形のものが製作可能ですが、ここでは、台形のものを総延長160mほど使用しています。
  • 丸ビルの屋上庭園の施工時丸ビルの屋上庭園の施工後

多様な国内の使用例

かご(金網)を使った緑化空間は、国内外で多く見うけられます。

ウェーブタイプ

ウェーブタイプ

金網は、コンクリートの躯体の上に取り付けています。植栽は、テイカカズラを植えています。上部には、土壌が飛散しないように、玉石を敷き詰めています。
写真手前に蛇口が取り付けられていますが、散水栓のボックスも植栽の中に埋め込んでいます。
東京/豊島区某ビル

手摺の組み合わせ

手摺の組み合わせ

手摺に沿って、植込み地の柵として使われていますが、緑の壁となっています。
東京/豊島区某ビル

円形

円形

カゴを円形に使った例で、樹木の根元で、樹木の保護及び、つるものが絡むための補助材として使われています。
旧日本郵政公社本社

修景用

修景用

カゴに石を詰めて修景用として飾ったものです。
使用しているものは、石とカゴとツル植物ですが、モダンな雰囲気に仕上がっています。
横浜某商業ビル

築山(つきやま)

築山(つきやま)

カゴで山を築き、立体的な緑化空間を作っています。
円筒形のものを重ねています。
ドイツのロストック園芸博覧会

箱型

箱型

多種の植栽が行われています。
ドイツでは、以前から使用されているようです。
ドイツのロストック園芸博覧会