2025年12月11日 カワラノギク保全活動報告 「カワラノギクの種子ができはじめています」

12月11日、カワラノギク保全エリアでカワラノギクの開花結実状況を確認しました。

まだ大きな花をつけている株もありますが、花びらが落ち始め、綿毛の姿へと移り変わりはじめていました。来月頃にはボンボン状の綿毛の姿となり、綿毛の根元に種子ができる頃合いになると思われます。

来年新たにカワラノギクが芽吹くかどうかは、これからの時期に、無事に種子をつけて丸石の隙間にとんでいけるかにかかっています。

保全エリアの横を通る際は、そのようなカワラノギクの姿を気にしながら、見守っていただけると幸いです。

 

 

【植物名】カワラノギク 【科名】キク科ルーフガーデン5階のカワラノギク保全エリアでは、多摩川の絶滅危惧種「カワラノギク」の保全活動を実施しています。

カワラノギクは丸石河原に生きる植物です。カワラノギク保全エリアでは多摩川の丸石を使用し、多摩川のカワラノギク自生地の風景を再現しています。

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